違法な風俗店を見抜くポイント｜風俗が合法である理由も解説
風俗の仕事は風営法によって国から認められているため、違法ではありません。ただし、営業の許可を得ていないお店や未成年を働かせているお店は違法となり、摘発される恐れがあります。風俗店での仕事に関心がある人の中には、「違法店で働いてトラブルに巻き込まれたくない」「お店が摘発されるケースが知りたい」という人もいるのではないでしょうか。
当記事では、違法な風俗店の特徴をはじめ優良店を見極めるポイントを紹介します。合法な風俗店で安心して働きたい人は、ぜひ参考にしてください。
1.風俗の仕事は違法？
風俗の仕事は風営法で認められているため、違法ではありません。風営法では、風俗のジャンルごとに、営業場所や営業方針などの規則が決められています。規則を守って営業している風俗店であれば、キャストとして働いても摘発されることはないので安心してください。
出典：e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
また、本番行為は売春防止法で明確に禁止されています。そのため、本番行為を黙認している風俗店は、違法風俗店です。
2.違法な風俗店の特徴
風俗店の営業そのものは違法ではありませんが、違法営業を行っている風俗店も存在します。違法な風俗店が摘発されても、働いている風俗嬢が逮捕される恐れは限りなく低いです。しかし、違法な風俗店で働いていると、下記のようなデメリットがあります。
・身バレの可能性がある
違法な風俗店の疑いがある場合、警察は風俗店や風俗嬢に予告することなく、捜査や事情聴取を行います。パトカーに乗って事情聴取を受ける様子が報道の際に映ったり、風俗店の周りに集まった野次馬に見られたりして身バレするリスクもないとは言えません。家族に連絡されるケースもありえるので、周りに内緒で働いている風俗嬢にとってはデメリットが大きいでしょう。
・稼げなくなる
摘発されるような違法な行為をしている風俗店で働いていると、インターネット上の掲示板の書き込みや口コミ、噂などにより風俗店の評判が落ちます。結果的に男性利用客が少なくなり、稼ぎにくくなるでしょう。さらに、摘発された風俗店は営業停止となる可能性もあるため、稼ぎが急になくなり、生活に困ることも考えられます。
・風俗店に守ってもらえない
優良な風俗店では、風俗店と風俗嬢を守るために法律を守って営業しています。一方で、違法な風俗店では風俗嬢を守る法律を無視して営業しており、男性利用客と風俗嬢の間でトラブルが発生しても守ってもらえないリスクがあるでしょう。
以下では、違法な風俗店の特徴を解説します。
2-1.未成年を働かせている
風俗店は、児童福祉法により、18歳未満の未成年は雇用できません。未成年と分かっていて採用する風俗店は違法なので注意が必要です。
法律を守っている優良店では、面接時に身分証の提示による年齢確認を実施しています。身分証の提示を求められない風俗店は、未成年を働かせている違法な風俗店である確率が高いでしょう。
2-2.本番行為をさせている
風俗嬢と男性利用客が本番行為をすると、売春防止法に違反します。売春防止法で定義されている「売春」とは、お金や物を対価に本番行為をすることを言います。
風俗店での本番行為も売春に該当するため、本番行為を黙認、あるいは推奨している風俗店は違法です。風俗嬢が自ら本番行為をした場合も摘発の対象です。風俗店のスタッフがいないところで本番行為をしたとしても、バレない保証はありません。男性利用客に掲示板や口コミで「本番行為ができた」と書かれると、本番行為をしていたことがバレるでしょう。
2-3.無許可で営業している
風俗店は、都道府県の公安委員会への届け出により、営業の許可を得ることが必要です。
出典：e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
無許可営業の場合は、違法な風俗店に該当します。営業の許可を得ている風俗店は、店内の見やすい場所に営業許可証を提示しなければなりません。面接の際に店内を見渡して営業許可証が提示されているかチェックし、違法な風俗店ではないことを確かめてから入店すると安心です。
2-4.時間外に営業している
派遣型風俗店であれば、24時間いつでも営業して構いません。しかし、そのほかの風俗店は、風営法によって午前0時から午前6時までの営業を制限されています。地域によっては、都道府県の条例で午前1時まで営業できるところもあります。
出典：e-Gov法令検索「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」
午前0時、あるいは午前1時を過ぎても営業したり男性利用客が利用したりしている派遣型以外の風俗店は違法です。午前0時、あるいは午前1時のどちらまで営業できるか知りたい場合は、面接の際に風俗店に確認するとベストです。
3.優良店を見極める4つのポイント
安心して風俗の仕事を行うためには、違法な風俗店に入店しないように注意する必要があります。厳格に法律を順守する優良店を選ぶには、風俗店探し・風俗店選びの段階で優良店かをしっかりと見極めることが大切です。
以下では、優良店を見極めるためのポイントを4つ解説します。
3-1.雇用条件をチェックする
入店前に、未成年を働かせていないか、常識的に考えて妥当な雇用条件であるかをチェックしましょう。未成年を働かせていない風俗店かを見極めるには、応募の際に、未成年は働けるかを質問することがポイントです。優良店であれば、未成年は働けない旨を教えてもらえます。一方で、未成年でも働けると言う風俗店は違法です。詳細を話してもらえないまま呼び出される場合も要注意です。「未成年が実際に働いている」という、電話やメールでは教えられないような事実を、面接で直接教えられる可能性があります。
妥当な雇用条件であるかを見極めるには、同じエリアや同じジャンルのほかの風俗店と条件を比べるのがおすすめです。日給保証が高すぎたり、不自然に待遇がよかったりする場合は、違法な風俗店の可能性があります。ただし、本当に高収入が期待できる高級な風俗店や人気な風俗店なども存在します。判断に迷った場合は、男性向けのお店の公式サイトから料金設定を確認して給料の妥当性を検証するなど、ほかのポイントも合わせて見極めましょう。
3-2.公式サイトの更新頻度をチェックする
優良店は、求人情報やブログなどの最新情報を定期的に公開しています。公式サイトを見て、下記のような特徴がある風俗店は要注意です。
- 最新情報が公開されていない
- ホームページのデザインが古い
- いつも同じ内容を掲載している
また、違法な風俗店では、問い合わせの返信が来ない、あるいは面接の予定を勝手に決めるなど、風俗店を中心に対応することがあります。優良店では問い合わせや質問、相談に丁寧に答えてもらえたり、面接に無理やり呼ぼうとしなかったりするなど、風俗嬢を中心に対応してもらえることが多いでしょう。真摯な対応をしてもらえるかを確認して、優良店かを判断するのもよい方法です。
3-3.男性利用客向けのサイトをチェックする
求人サイトだけではなく男性利用客向けのサイトを見ると、プレイ内容や風俗店の雰囲気を確認できます。悪質な風俗店は求人サイトで嘘の情報を記載していることもあります。男性利用客向けのサイトも合わせて見ると、悪質な風俗店を見抜くことが可能です。
また、男性利用客向けのサイトがない場合は、ダミー求人の可能性があります。ダミー求人とは、記載している求人内容とは異なるプレイ内容や雇用条件、業種などで働かせることを狙いとした求人のことです。違法なサービスを求められる場合もあるので注意が必要です。
3-4.お店の雰囲気・対応をチェックする
電話やメールなどによる応募の段階でも、優良店かを見極められます。対応が悪く質問にも答えられない風俗店は、入店してからも働きにくさを感じるでしょう。対応が親切で、質問にも最大限答えてもらえる場合は、優良店であることがほとんどです。
面接時には直接風俗店に行き、雰囲気をチェックすることも大切です。見やすい場所に営業許可証を提示してあるか、なおかつ身分証の提示を求められるかを確認して、違法風俗店ではないかを見抜きましょう。
まとめ
風俗店の営業そのものは風営法によって認められているため、違法ではありません。しかし、中には無許可で営業していたり、本番行為をさせていたりする違法店も存在します。違法店が摘発されても風俗嬢が逮捕される可能性は低いものの、男性利用客とトラブルになってもお店側に守ってもらえない恐れや、身バレするリスクがあります。
優良店を見極めるには、常識的に考えて妥当な雇用条件であるか確認しましょう。そのほか、「営業許可証を提示しているお店か」「身分証の提示を求められるか」などを確認することも大切です。
