風俗には研修がある?目的・種類・内容を解説

風俗店では、キャストが風俗での接客や技術を学ぶための「研修」が行われることが一般的です。特に風俗で働くのが初めての場合は、研修を受けることで接客に対する不安を軽減できるでしょう。研修には、お店ごとのマニュアルに沿って口頭で実施される「マニュアル研修」や、動画を見て接客や技術を学ぶ「動画研修」などがあります。

当記事では、風俗にある研修の目的や種類、入店時に受ける実技研修の内容などを分かりやすく解説します。風俗で働きたいと思っている方は、ぜひご一読ください。

 

1.風俗には研修がある?研修目的・種類を解説

多くの風俗店では、新人のキャストへ向けて研修が実施されるのが一般的です。お店側にとっては、面接の際には分からないキャストの接客レベルや、技術レベルを確認する機会となります。

一方で、キャストにとっての研修は、風俗での接客や技術を学ぶ目的があります。風俗は一般的な接客と異なるだけでなく、風俗ならではのサービスを提供するための技術が必要です。入店前に研修を受けることで、接客に対する不安もなくなるでしょう。風俗で実施される研修にはいくつかの種類があり、1種類の研修のみが行われる場合もあれば、2種類以上の研修が行われる場合もあります。

ここでは、風俗の入店時に実施される研修の種類について、詳しく解説します。

 

1-1.マニュアル研修

お店ごとのマニュアルに沿って、口頭で実施される研修のことを指します。マニュアル研修は動画研修のDVDが用意されていない、新規店に多い傾向があります。担当者が口頭でマニュアルに記載されてある仕事内容などについて説明するため、時間は20分~30分ほどで終了するのが一般的です。

風俗経験者であれば接客の流れや実技の方法を理解していることが多く、マニュアル研修のみが実施される場合があります。マニュアル研修は実技研修と異なり、裸になって研修を受ける必要がない点がメリットです。

一方で、実技研修が実施されない場合、風俗店勤務が初めてのキャストにとっては、接客に対する不安が残るデメリットがあります。プレイの内容についても分かりにくいことがあり、接客に慣れるまでに時間がかかるでしょう。

 

1-2.動画研修

動画研修は、動画を見て接客や技術を学ぶ研修方法です。動画を制作するにはコストがかかる点と、1度作成すると何度も活用できる点から、大手風俗グループ店などでよく実施されます。

動画を見るだけで研修内容を把握でき、キャスト側の負担が少ない点がメリットです。また、口頭で伝えられるよりも映像のほうが理解しやすく、実際の接客がイメージしやすいでしょう。

1度見ただけでは研修内容が理解できない方や、何度も確認しておきたい方は、スタッフにお願いすれば理解できるまで動画を見返すことができます。特に、風俗初心者の場合は、何度も確認して実際の接客に備えておくのがおすすめです。

 

1-3.実技研修

実技研修は、実際の接客と同様にプレイ内容を確認する研修であるため、研修担当者をお客様に見立てて実技を行います。実技を行うことで、抵抗感や恥ずかしさを感じる人もおり、セクハラを受けるのではないかと心配してしまうこともあるでしょう。

しかし、実技研修は実際に体験しながら実務を覚えられるため、お客様を接客する際にも実践しやすいというメリットがあります。疑問に思った点は、その場ですぐに質問することができるため疑問点が残らず、接客にも自信がつくでしょう。

また、実技研修で技術力が身につくことで指名が得られやすくなり、収入アップにつながります。技術力を確実に磨きたいという場合は、実技研修を受けておくのがおすすめです。

 

2.風俗の実技研修は男性スタッフが担当する?

風俗の研修担当者は、お店によって異なります。男性スタッフを相手に行う場合もあれば、ベテランの女性キャストや女性スタッフ、外部の女性講師が実施することもあります。

男性スタッフからの実技指導は、男性目線から技術や接客の指導が受けられる点がメリットです。高い技術力が学べることによって、指名につながる力が身につくでしょう。

また、ベテランの女性キャストや外部の女性講師からの研修は、自身の経験を基にした指導が受けられます。研修時には、対処法や接客テクニックについて、参考になるアドバイスがもらえるでしょう。

実技研修の担当者が男性であっても女性であっても、それぞれにメリットがあることを理解しておくことが大切です。

 

2-1.風俗の実技研修ではセクハラに注意!

一部の悪質な風俗店では、実技研修と称して本番行為のようなサービスと関係ない、セクハラまがいの行為を行うケースがあります。特に、風俗初心者に対してはお店側がうまく言いくるめ、セクハラ研修を受け入れてしまうこともあるため注意が必要です。

サービスとは関係のない行為の研修を受け入れる必要はありません。セクハラ研修を実施するようなお店は悪質店舗であるため、研修を拒絶することも検討しましょう。

研修で本番行為のようなセクハラ研修が実施されている場合は、お店に在籍しているキャストも、お客様に対して本番行為を行っていることも考えられます。本番行為は違法であり、お店側やキャストが罰せられる可能性もあります。

最近では、SNSなどの普及によりお店の評判などが確認可能です。セクハラ研修のない優良店で勤務するために、インターネットなどでお店の口コミを確認しておくのもよいでしょう。

 

3.風俗店に入店する際に受ける実技研修の内容

実技研修では、シャワーなどの基本的なことからフェラチオまで、接客の一連の流れや注意点、プレイ項目について学びます。

研修の内容はお店によって異なりますが、以下の6つの内容について学ぶのが一般的です。

(1)シャワーの方法

服の脱がせ方やボディソープの泡立て方、お客様の体の洗い方、体の拭き方などを教えてもらいます。性病がないかの確認や歯磨きの誘導方法など、自分の身を守るために重要なポイントも確認しましょう。

(2)キスの方法

通常のキスに加えて、舌を使ったディープキスができるかを確認します。ディープキスの確認はそれほど詳しく行わないため、短時間で終わる場合がほとんどです。

(3)手コキの方法

手コキとは、手を使って男性器を刺激するプレイのことです。男性器を握って上下に刺激する方法が基本のプレイではありますが、手コキにもさまざまなバリエーションが存在します。指先や手のひらを使った方法や、動かす速さや握る強さなど、さまざまな方法を学びましょう。

(4)全身リップの方法

唇と舌を使って、全身を刺激するプレイのことです。乳首や耳などのよく知られている性感帯はもちろん、お腹や太もも、首筋などの責め方も学びます。全身リップには刺激する順番やポイントがあるため、研修でコツをしっかりと学んで習得しましょう。

(5)素股の方法

素股は、手や太ももに男性器を挟んで刺激するプレイです。挿入しているような感覚を味わえるため、お客様からの要望も多い傾向があります。素股は挿入しているような気持ちよさを与えられるプレイではありますが、挿入される危険性が高いプレイです。研修時には、挿入事故を防ぐためのテクニックも併せて学びましょう。

(6)フェラチオの方法

フェラチオは男性器を咥えて刺激するプレイのことで、お店によっては基本プレイに含まれていることがあります。フェラチオはただ男性器を加えて刺激するだけでなく、わざと音を出したり、唇で挟んだりするなど、バリエーションが豊富です。研修では、できるだけ多くのテクニックを学んでおきましょう。

 

まとめ

多くの風俗店では、キャストを対象とした研修が実施されるのが一般的です。研修には、動画から接客や技術を学ぶ動画研修や、マニュアルに沿って口頭で実施されるマニュアル研修などがあります。

実技研修は、実際の接客と同様にプレイ内容を確認できる研修です。研修担当者はお店によって異なり、男性スタッフやベテランの女性キャスト、女性スタッフが担当することもあります。風俗の実技研修では研修と称してセクハラまがいの行為を行うケースもあるので、サービスとは関係のない行為の研修は避けましょう。