風俗のバックとは?相場や稼ぐためのポイントを解説

風俗で働く上で、もらえる給料の額はとても重要です。風俗の給料の仕組みを知りたい人は、「バック」について知る必要があります。風俗のバックの相場は、お店やお店のジャンルごとに異なるため、より稼ぎたい人はバックの相場が高いお店・風俗ジャンルを選びましょう。

この記事では、風俗におけるバックの概要や種類、バック率の相場や風俗ジャンル別のバック金額について紹介します。「風俗で働きたいけど、どのくらい稼げるのかを事前に知りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.風俗における「バック」とは?

風俗業界における「バック」とは、女の子の給料のことです。バックは、お客さんの支払い金額から、お店を経営する際にかかる人件費や設備費などを「手数料」という名目で差し引いて計算されます。

風俗の給料システムは、歩合制であることがほとんどです。歩合制とは、接客した人数によって給料が変わるシステムです。歩合制は、時給や日給などの固定で支払われる給料がなく、ただ出勤するだけでは給料は発生しませんが、頑張り次第で高収入を得られるメリットがあります。

 

1-1.風俗におけるバック率の相場

女の子の給料に大きく関係するのが「基本バック(給料バック)」です。基本バックとは、基本料金に対するバックを指します。基本バックの計算方法は下記の通りです。

基本バック=プレイ料金×接客人数×バック率

バック率とは、お客さんの支払い金額に対して女の子が受け取れる給料の割合を言います。バック率は、女の子のレベルやお店によって異なります。バック率の相場は下記の通りです。

50~60% ほとんどの女の子は、50〜60%のバック率に設定されます。特に新人の女の子はこのバック率が多い傾向です。
60~70% レベルが高い女の子は、60〜70%のバック率が設定されるケースも珍しくありません。未経験だとしても、ルックスやスタイルがよければいきなり60〜70%のバック率でスタートできることもあります。経験者ですでに高いテクニックが身についている女の子、あるいは女の子が少ないお店・新しくオープンしたお店などで働く場合も、60〜70%に設定されることがあります。
70%以上 AV女優やタレント、モデルなどの肩書きがある女の子は、70%以上のバック率で働ける可能性が高いです。お店の目玉として売り出せて、高額なバック率を設定してもお店側が元を取れるためです。

バック率は稼ぎやすさに直結します。出勤日数や売上ランキングなどによっては、バック率を上げてもらえることもあるため、より稼ぎたいならバック率を交渉するのもよいでしょう。

 

2.基本バック以外のバックの種類2つ

バックの種類は、基本バックだけではなく、他にもいくつかのバックがあります。お店によってさまざまな種類や呼び方のバックが存在しますが、多くの風俗店で共通して設定されている代表的なバックの種類は2つです。

以下では、基本バック以外のバックの種類をそれぞれ解説します。

 

2-1.指名バック

指名バックとは、お客さんから指名されたときに発生するバックです。指名バックは、基本バックとは別で給料に加算されます。指名数が多いほど、指名バックが増えて給料も上がるため、短時間で効率的に稼ぐことが可能です。

お客さんは、女の子を指名したときに約1,000〜5,000円の指名料金を支払います。指名バックは、指名料金の50%程度に設定しているお店が多い傾向にありますが、お店によっては、指名料金の全額を指名バックとして還元するケースも珍しくありません。

 

2-2.オプションバック

風俗では、基本サービスにお客さんが自分好みのオプションを追加できる「オプションプレイ」があります。オプション料金は、基本料金とは別に発生します。お客さんが支払ったオプションの料金のうち、女の子に還元されるのが「オプションバック」です。

1回のプレイで何個ものオプションプレイを追加できるため、オプションがつけばつくほどオプションバックが増えて、給料も上がります。基本バックや指名バックとは別で給料に加算されることから、オプションプレイ次第で効率的に高収入を得ることが可能です。

アダルトグッズやコスプレ、SMプレイなど、少しマニアックなものがオプションプレイとして用意されています。オプションプレイの内容は、お店やお店のジャンルによってさまざまであり、したくないオプションプレイがあれば、女の子側で自由にNG設定にできます。

オプションの料金やバック率も、お店によって異なります。一般的には、オプション料金の50%と設定しているお店が多いです。もちろん、全額バックしてもらえるお店もあるため、オプションバックで稼ぎたい人は、お店のバック率をよく確認しておきましょう。

 

3.【ジャンル別】風俗のバック金額・給料相場

風俗のバック金額は、バック率だけではなくプレイ料金からも影響を受けるため、お店のジャンルによってバック相場が大きく異なる傾向にあります。

以下では、風俗の代表的なジャンル「オナクラ」「ソープ」「ホテヘル・デリヘル」のバック(給料)相場を解説します。

 

3-1.オナクラ

オナクラで90分プレイした場合の平均的なバック金額の相場は、約6,000〜12,000円です。求められるプレイの難易度が、他の風俗ジャンルよりも低めなことに比例して、給料相場も低くなるのがオナクラの特徴です。風俗の中では稼ぎにくいジャンルのため、たくさん稼ぎたい女性には不向きでしょう。

オナクラで効率的に稼ぐには、指名客をたくさん掴んだり、オプションを積極的に進めたりする必要があります。容姿やプレイスキルを磨き、何度も指名してくれるお客さんを増やしましょう。

 

3-2.ソープ

ソープで90分プレイした場合の平均的なバック金額の相場は、お店のランクによって異なります。大衆店・一般店は約12,000〜15,000円、中級店は約20,000〜30,000円、高級店は約18,000〜50,000円です。お店のランクによって給料は上がるものの、高級店では給料に見合った容姿や接客スキルを求められます。

大衆店・一般店でも給料相場が高い点が、ソープの特徴です。ただし、マットプレイなどの難易度の高いプレイを行う必要があるため、初心者だとプレイに慣れるまで稼ぎにくい場合もあります。初心者でもソープで稼ぎたい場合は、研修制度が整っているお店を見つけることがコツです。

 

3-3.ホテヘル・デリヘル

ホテヘル・デリヘルで90分プレイした場合の平均的なバック金額の相場も、お店のランクによって異なります。激安店では約8,000〜10,000円、大衆店・一般店では約9,000〜15,000円、高級店では約13,000〜20,000円です。

ホテヘル・デリヘルともに、ソープより給料相場は低い状況にありますが、ソープほどスキルや体力が求められず、初心者でも稼ぎやすいジャンルです。プレイの難易度とバック金額のバランスが取れているため、長く風俗で働く予定なら、ホテヘルやデリヘルから始めてみるのもよい方法です。

ホテヘルはデリヘルよりも給料相場が下がりますが、回転率がよく、多くのお客さんの接客ができて効率的に稼げます。デリヘルは全国的に見てもお店の数が多く、自分に合ったお店を選びやすい傾向にあります。

 

4.風俗で稼ぐにはバック率よりも大切なことがある?

風俗で稼ぐには、バック率が大切であることは確かです。ただし、バック率さえ高ければどのお店でも稼げるわけではありません。

バック率がいくら高くても、雑費が多いと手取りが少なくなります。入店する前に、「手取りでいくらもらえるのか」をあらかじめ計算してみて、納得できる金額であるかをチェックしておきましょう。

お店の人気や集客率の高さも大切です。風俗は歩合制であり、お客さんが来ないお店ではいくらバック率が高くても稼げません。人気の高さや集客力を確かめる意味でも、体験入店をすることがおすすめです。また、求人サイトや風俗雑誌で表紙となっているお店は、人気店の傾向があるため、高収入も期待できます。

自分のタイプに合うコンセプトのお店であるかにも注目しましょう。自分のタイプとお店のコンセプトがマッチしていれば、お店のコンセプトに惹かれたお客さんから気に入ってもらえるケースも増え、指名率のアップにつながります。

 

まとめ

風俗におけるバックとは、女の子の給料のことで、お客さんの支払い金額からお店の取り分を差し引いた金額になります。バックの種類として代表的なものは、「基本バック(給料バック)」「指名バック」「オプションバック」の3つであり、バック率は稼ぎやすさに直結します。風俗でたくさん稼ぎたい人は、バック率の高いお店を選ぶ・バック相場の高い風俗ジャンルを選ぶとよいでしょう。

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